田吾作な日々。

ヤマ無し オチ無し イミ無し。

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やあ (´・ω・`)
ようこそ、未練創作意欲の墓場へ。
このエントリはサービスだから、まずは落ち着いて読んで欲しい。

うん、「妄想」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。


東京怪談東京怪談The Another Edge-ほろびのうた-の妄想SSであります。
無駄に長いうえに、恐らく通じる人はガチで限られるでしょう。
ただし、「つまらない事は罪悪」「『嫌なら見るな』は禁句です」をなるべく心がけたい田吾作ですので…最低限の説明を。

※最低限の説明
【廃屋Lapis-Lazuli】の、「鏡よ鏡。」スレッドをご参照下さい。
現実世界の大般若・如月が呪いの鏡を覗きました。
鏡面存在の般若筒・如月が見えたので大ショック!と言う所から始まります。

まとめようがねえ!こんな話!
説・明・放・棄(キリングフィールド)!!


>神へ
ありがとうございます。
ただもうちょっと…鏡映しなんで、礼儀正しく冷徹ロボな想定だったのですが…!
コンテンツ始まったら少しずつ修正するからいいや。
小鳩に逢ってからだんだん従属していく方向で。


※推奨BGM:コレ。

「お帰りなさい、カーター君。何が見えましたか…?」
「…なンで答えが、『素晴らしい物』一択なんスか。」

仏頂面そのもの、世の不機嫌は今すべて我にあり。
そんな気分で、どっかりと腰掛ける。
…『素晴らしい物』?ああ、素晴らし過ぎて目からオイルが出るね。

「その様子ですと…」
「ああ。最悪でしたよ。…ねえボス?」

いつもどおり、薄い笑みを浮かべる愛しのマイボスに問い掛ける。
さながら堅気のガキが父親にかける戯れ問答のように。

「何でしょうか、大般若?」
「折れっちまった心は…戻らない物、ですよねェ。」

今でこそ思える。
ああ、何であんな事言っちまったんだろうってな。
結果的に考えれば、それは無益な事では無かったのだけれど…。

怖い。何時だって怖ろしいのだ。
あの蒼い鬼火(アイスブルー)は、あたしに取って常の後悔に値する恐怖なのだ。


「なるほど、そう言う事ですか…」


ごお!とか、ぐわっ!なんて、生易しい物じゃない。
その瞳、瞼わずか一寸の開帳のみ。
なのに…空気が、「ぎちり」と。確かに悲鳴を挙げていた…!

「これは、今一度『教育』してやらねばなりませんね…まったく。
あのリバーブロウ、手加減が過ぎたのかもしれません…。

さあ。お立ちなさい、大般若。顔をお上げなさい。…どうしましたか?」

立て、だと?顔を上げろ、だと?
良くも言う。自分の瞳がどれほどの重圧を発するシロモノか、知っていての言葉なのだ。
ああ、本当にタチの悪いお人なのだ。こっちゃ声も出ねえってのに…!


冷たい瞳で思う存分嬲ったのち、おもむろに手を差し伸べる。
勿論、助け起こしてくれるはずもなく…その掌で、喉にがっちりとホールドを極めてかかっている。
そしてそのまま、あの細腕で―片手でだぞ?なんて力だ―あたしを壁際に押し付けるのだ。
余った左は、あたしの体の上を至極当然のようにまさぐり回る。チクショウめ。

「ぐうぇ…!かはっ、ひゅうっ…!」

「ああ、まったく。何とも可愛らしい声を挙げるものです。
それにこの反応、感触。まったく人その物です…」

右でぎりぎり、左でぐにゅぐにゅ。
その間、ひと時も目を逸らさずに…否、逸らす事を許さずに見つめてくるのだ。
正直に言ってしまえば…永遠にこのままで居たいとさえ感じた。チクショウめ。

「…が、それも作り物に過ぎません。
何となれば、貴女には酸素など必要が無いのですから。
…ええ、本当に良く出来ている。製作者の執念、いや妄念すら感じる、良い仕事です…。
ひょっとすると、今の貴女こそ製作者の理想形なのかもしれません。しかし…!」

好き勝手絶頂に動き回っていた左で、強烈なリバーを叩き込む。
声も、出ない。出るのは胃液の様な「ナニか」だけ。

「その有機物すら取り込むメカニズム、興味深くはありますが…。
まあ、それは良い。しかし、しかし…ですよ。それも、作り物に、過ぎない!

…ああ、やはり此処が弱いのですね。」

ぼぐっ!ごぐっ、ごぎり!!

執拗に、そして寸分違わず同じところを殴り続ける。
さっきまでのえずきはとっくに消えて、しゃっくりの様に捻れた愉悦の声が上がるばかりだった。

「そう、作り物に過ぎない…勘違いしてはいけません。
勘違いするなよ、哀れな機械人形!!
お前が『心』と呼んだそれは、『折れた』と思い込んでいるそれは、単なるプログラムに過ぎない!!
良くは出来ているが、あくまでもそれは紛い物なのですよ…お分かりか!!

人間臭くなるのは良い。それが如く振舞うのも良い。
だが…『人になろうとは思うな』。それは、踏み越えてはならぬ一線。」


ああ、そうなのだ。拳で語らば、如何せん。
而してその愛撫、拳にてつかまつる。

何となればその拳、銀の篭手(ガント)は物言う拳。


「お前を定義づける物を思い起こせ、大般若!
お前を疾らせる物を思い出せ、大般若!
お前を滾らせる物は、ただひとつ…応えよ大般若!」

最後に強烈なブロウを叩き込むと、ボスは不意に両の手を放した。
だが、あたしの膝は崩れない。磔?ボスの眼光が、あたしを磔にしている?

…否。あたしは立っている。自らの足もて、仁王立つ。
そして応えるのだ、我が最愛の主にして最後の上官・大銀嬢に!


「神は!?」
「神話に!!」

「魔は!?」
「大地に!!」

「人外は!?」
「塵に!!」

「而して我ら!!」
「魔都を帝都に!!」

「人ならざる者どもを!!」
「須らく滅すべし!!」

「神・魔・殲・滅!!」
「人・外・総・滅!!」


ボスが『大般若』を奪い取り、あたしの肩に当てた。
その動作だけで分かる、あたしはひざまずくべきなのだ。


「…最後にして至上の命令を与える。
大般若・如月!!

蔓延る魔を、騙りし神を、跳梁の人外を…須らく、滅すべし。

命令に例外は無い。命令は唯一つ。命令は絶対である。抗命はこれを認めない。

以上、復唱せよ!!」


「最後にして至上の命令、拝命致しました。
パティ・ガントレット!

蔓延る魔を、騙りし神を、跳梁の人外を、総滅致します!

命令に例外は無い。命令は唯一つ。命令は絶対である。抗命はこれを認めない。

以上、復唱終わーり!!」


顔を、あげる。あたしの目の前で、鬼火が、消えた。
冷たい笑みと共に、その瞳が再び閉じられた。
そう、魔都を帝都に。すべてはこの国を人の手に取り戻すために!


「…やれやれ。なまじ出来の良いだけに、でしょうか。
機械が迷う、などと。100年越しの、成果だとでも?

…まあ良い。しばらく大般若(コレ)は預かりますが、宜しいな。」

…はい?

「毎晩こんな物を抱いて眠るから、人の真似をしたくなるのです。
少し離れて、作り物の自覚を…いえ。『あるべき状態』にお戻りなさい。
話はそれからです。貴女は私の人切り包丁、道具に過ぎないのですから…。

それ以上の存在になろうなどと、100年…いえ。1000年早い。未熟者め。」

言い捨てて、背中を向ける。
それはかつて「道具」であったボスだからこそ、吐ける言葉なのだろう。
(もっとも、その辺の事情を知るのはもっと後の事になるが)

「…それに。
貴女の様な機械人形にさえ届く業の深さ…いささか、興味が沸きました。
ただの鉄棒に過ぎぬ分際で、こうも迸るものか…ふふ。今宵は楽しみです。

それでは、しっかりとおやりなさいね大般若(きさらぎさん)。
私は大般若(かれ)と寝(いね)りますので。」

こつ、こつ、こつ…ばたーん!!

「にゃああ!?そんなあ、ボスぅ!
後生ですぜ、それだけはッ…うわあぁぁぁん!」

百目鬼の衣装に遮られて、裾に取りすがる事も出来ないあたしでした。すてぽてちーん。


「しかし。あの調子ですと…ふふ。
『向こう』の彼女は、折れる事を知らぬ性、か…。
『向こう』の私ともども、愚直な様ですね…。
あるいは、その様な傾向にある世界なのか。鏡映しとは、言った物です…。

さてはて、面白くもなって参りましたか…ふふふふ…♪」



長えEEEEEEEEEEE!!

あと何か今回もGガンダムとヘルシングでごめんなたい。
何よりもザジとミカ姉さま接触編とほぼ同じシチュですいません。
書いてから気づいた。どんだけこの構図が好きなんだ俺は。
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コメント

ありがとうございます!

ここまで残虐で容赦のないパティ・ガントレットを描いてくれたのはあなたが初めてでございます。

最近丸くなってきたかな、と少し心配していたところにこれ。

これは、まさしく主の教えです。
暴力で種を植え、暴力で芽を踏みにじり、暴力で人格を蹂躙する。

本当にありがとうございます。トラウマものです。


痺れました。痺れました。

あと如月様の名誉のために言わせていただきますと、パティは多分自分の臣下に自分の真の目標をほとんど漏らしてはいないと思います。この東京に自殺志願の魔人など期待するだけ無駄ですから。


「あなたが、この目と拳をつかわねばならないほど強い肉体と、そしてタマシイを持っているからこそ。あなたにはこれをお話するのです。その上で信頼するのです。
これは、他の部下では、無理なこと。

あなたを部下に持つことを、わたくしは誇りにおもいますよ。」
だって。

ありがとうございました!

「他の部下では無理なこと」

ナンバーワンでオンリーワンですね。
世界に二人といない、自殺志願の魔人ふたり。
ふふふ。うふふふふ。

  • 2006/12/09(土) 11:51:46 |
  • URL |
  • 田吾作 #wm6RgFN2
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田吾作
  • Author: 田吾作
  • 田吾作(たごさく)と申します。

    東京怪談には
    大般若・如月(6290)
    般若筒・如月(101)

    CtSには
    フェブ・ル・アール(ga0655)
    獄門・Y・グナイゼナウ(ga1166)
    クールマ・A・如月(ga5055)
    蛇穴・シュウ(ga8426)

    DTSには
    相馬 玄蕃助(ia0925)
    ナイピリカ・ゼッペロン(ia9962)

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